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『経済学部で何を学んだか』

『経済学部で何を学んだか』っていう問いにどう答えようか、考えています。

というのも、今の僕の目標は司法試験合格であり、他学部卒であり、こういう質問はこれから来る気がしてならないのです。
僕が本気で勉強をし始めたのは、3年生の終わりごろだったような記憶があります。
公務員試験のために学問を知って、やっとそこから入口に立って、試験関係なくただ本を読み漁って、自分なりに経済学の知識を身に着けました。
つまり、残念ながら、大学の講義で身についた、とは思っていません。(ゼミでは非常に勉強になったので、除きます)

言わば独学といっても言い過ぎではないですが、一時期誰よりも本を読んでいました。
特に興味があったのが「行動経済学」になるんですかね、「ヤバい経済学」って本と「人は意外に合理的」って本を偶然、同時に読みました。
電気が身体に走りましたね、ビビッと。
純粋に「人って面白い」ってのがその時の感想です。

読書メーターをやっているので、今でも当時(2012/02/24)の感想は残っています。
「面白かった。テーマ的にはゲーム理論、行動経済学の分野だと思うけど、実際のデータをもとに人々の合理的なインセンティブについて研究していた。つまり金銭的インセンティブ以外にも、社会的、規範的インセンティブは存在し、そういった複雑な要件を考えて、よりベターな社会構造を考えようって本だと思う。むずかしい、合理的選択って。」
らしいですw



結局のところ、経済学も社会科学であり純粋に”人”の研究だと思うんです。
特に昨今その流れってのは顕著のようで、「合理的経済人」を全体として理論から、そのモデルがあまりにも現実からかけ離れているため、どうやって修正を加えようか、それを詰めてる段階にあると思います。

つまり、モデルを一から再考。
ゆえに、モデル=人、個人の研究。
って一周回ってきた感じじゃないですかね。

でも確かに個人的にもその「合理的経済人」をモデルとした理論を理解するのに深く違和感がありました。
端的に「人間ちゃうやん」って、思ってました。
ただ、理論ってのは抽象化なくしては作れない。
剥ぎ取る必要はある。
少し剥ぎ取りすぎじゃない?って疑問を投げかけてるのが、今の現状。
だと僕は思っています。


こんな感じで、想定問答をイメージすると、こんな感じになるかなぁ。。。

Q.『経済学部で何を学びましたか』

A.『はい。”人”について学びました。経済学は社会科学であり、人の研究でもあるということを学びました。そもそも経済学は「合理的経済人」という抽象化したモデルを前提として、理論が作られます。個人的な効用を最大化させるためにそれだけを目標として意思決定する合理的な個人。それが経済学のモデルです。
 しかし、現実はそんなことはありません。まず人は「他人のために」行動します。ボランティアや寄付、いずれも経済学での先ほどのモデルでは理解できません。
 また認識、判断過程の段階で、合理的じゃない選択をすることがあります。認知バイアスって言葉もあるように、我々はしばしば間違った選択をしています。
 このように、人は完全じゃない。では人の意思決定とはどのように成り立っているのか。端的に言うと”インセンティブ”の仕組みの研究。それが、これからの経済学の課題であると思います。同時に、私個人も、経済学で学んだこのような知見をもとに、”人とは”という哲学的ともいえる問いに対して、自分の頭で考えるようにしていこうと思っています。』



以上です。推敲してください。




ここからは仮設ですが、本当に、これからは”社会の断絶””個人の孤立”ってのは問題になってくると思うでの、こうやって個人に焦点をあてて考えてみる、そして人を繋ぐ繋げる、コミット・コネクトって流れは社会的に不可欠だと思います。
弁護士になったら、そんなことをしたいなぁなんて思っています。



以上、経済学ってのは本当に素晴らしい学問で、知れば知るほど学問は分からないっていう、学問の本質を教えてくれたものでした。(この言い方のほうが良いのかな?)
頭では飲みすぎと分かっていても、ワインを新しく開けてグラスに注いでしまった非・合理的経済人からでした。
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Author:WIPA
司法試験受験生。
転職活動中。
趣味は読書。

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