空気を読む 力

集団行動する上では必要ですよね、空気を読む力。
適切なタイミングで適切な役割を把握した上で適切な発言をする。
その繰り返しで「仲間内」ってものも確立されるされると思います。

相手の表情や仕草、わずかな動きを「察する」スキル。
これが空気を読む力、だといえるわけです。

ただ、今ではこのスキルが少し変化してきたように思います。

何故なら、相対的に昔に比べて「集団で」行動する時間が減少したからです。
じゃぁ独りでいる孤独な時間が増えたのか?
ある意味ではその通りだと思います。
ある意味、つまりSNSとかネットで『他人』と繋がっている時間。
これが昔に比べて圧倒的に増えた。
ネットで他人と繋がれるから、常に集団で行動することを必要とされなくなった。
承認欲求の満たし方が変わった。

そう言えるわけです。

SNSで他人と繋がる時に必要になるのが、いわば新しい「空気を読む力」です。
最近は、コメントは数値化されてます。
yahooニュースのコメント欄。
多い記事は1000個以上コメントがついたりしていますよね。
そしてその中でも代表的なコメントが取り上げられるというシステム。
代表的なコメント、つまりネットユーザーの意見を代表して述べてる言論。
この発言及び評価をすることが、新しい「空気を読む力」になっています。

特に目立つのは、反韓、反メディアの意見。
国や、大企業など、「権力を叩く」意見が非常に賞賛されてるみたいです。

面白いですよね、この意見形成過程。
気になるニュースを目にする→自分の意見を仮定する→他人の意見を見る→自分の意見が確立される
自分の意見が固まるまで、わずか30秒。
そこに議論の介在を必要としません。


これはTwitterでも同じですよね。
リツイートが多いtweetの特徴。
ウケるtweet。拡散されるtweet。
これは狙わないと出来ないものです。
そしてその狙い方としては、「自分が所属するとある集団を代表して見解を述べる」。
とある集団、それは実際に作られているものではなく、「なんとなく意見が一致していれば」集団な訳です。

そしてコミュニティが強化される。
作られては消え、ネット上ではこの新陳代謝はすさまじいものだと思います。

この新陳代謝の仮定でも、もっとも必要なのは個々の「空気を読む力」。
それに支えられて、現実的な言い方をすると世論が『作られ、強化され、弱体化され、消される』のだと思います。


例えば今日書いたこの記事を、「どの立場で」「どの角度から」「何を期待して」見るかによって、
この記事の位置づけは大きく変わります。
ネット上の言論空間の中でどの場所に固定されるかは、見る人によって変わる。

そんなもんじゃないでしょうか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

WIPA

Author:WIPA
司法試験受験生。
転職活動中。
趣味は読書。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウント^^
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR