FC2ブログ

司法試験予備試験論文 成績発表 など

令和元年司法試験予備試験論文式試験 の成績通知書が送られてきました。

不合格なのはわかっていたけど、今回どこまでできたのか。
自己分析との乖離はどれほどあるのか。
ゴールまでの道のりはイメージしているもの通りなのか。
緊張して、通知書を開きました。

しかし、まぁこれほどかっていうくらいに、結果は悪かったですw
確かに少し書けた記憶のある民訴で一矢報いた。
そんなレベルで、とても公表できるようなものじゃないですw

村上春樹氏(最近ハマっています)風にいうと、「ひどく混乱」しました。
「乾いた心臓の音が聞こえ」ました。
この世の景色が一変して自分の居場所を必死に探しているような、途方に暮れるという表現が適切な状況でした。

ちょっとくらい悪くても晒すのがポリシーですが、わずかなプライドがそれを遮るくらいの、究極的に悪かったですw




撤退を、考えました。
優雅に村上春樹氏の小説を、読んでる場合じゃありませんでした。


ただ、開示後1分半後に、レモンサワー(7%)を飲みながら考えました。

「いや待てよ。今までやったことは問題研究を解いて、答案を書き写すだけの作業。番号の付け方である1,2とか(1)、(2)とかア、イとか、形から覚えたレベル。講義を全て見終わって、ちゃんと書き始めてから半年もたってない。初めてちゃんと問題と解いたのが本試験本番であり、やっと頭の使い方を理解したレベル。まだまだ点数あがる余地しかないのではないか?

いやしかし、ある程度”書けた”はずの科目まで最低評価のF。これは根本的に見直す必要がある。確かに今までの人生で”論文試験”をまともに受けたことはなく、大学の講義でもそもそも書いて評価されたことは記憶にない。一般教養もダメ(F)だったし、書く基本を身に着けるべきではないか。そして、今の自分で一番の欠点はロースクール生みたいに”客観的に自分の答案を評価してくれる人(友人・知人・受験生)がいない”ことである。まずここから見直そう。」


その結果、
対策①論文の書き方という初歩的な書籍を、何冊かポチリました。
サクッと読んで自分の何がいけないか、伝える作業に現状どんな誤りがあるのか、検証していきます。

対策②添削してもらう。
マズいのは「書けた気でいること」。自分の答案を客観的に評価してもらって添削してもらい、たくさん赤をつけてもらってフィードバックする過程が必要です。
伊藤塾の論文答練の講座であるコンプリート論文を受けることにしました。
また、今は模索中ですが、今回の自分の再現答案も評価してもらえるよう考えています。

ほかにも細々とした点はいくつかありますが、おおまかにこんな感じです。

来年には必ず予備試験合格すると鼻息荒くしていたところ、無残な結果に終わり、意気消沈。
あともう2,3年かかるんじゃないか。
この生活が続くのは、本当につらいし苦しいなぁ。
自分の基礎学力では、到底超えることができない壁だったのかな。

いやでも考えてみると自分は法学もかじったことなくギリギリ大学に入学し卒業した人間だし、
働きながら日本最難関と言われる試験にチャレンジしている身だ。
そんなにすんなりと受かるわけがない。
何とか頑張るしかないか。
心折れたら嫌だな。。。

なんてことをボーっと考えながら過ごしていたところ、伊藤塾で受けたコンプリート論文答練 奨学生試験の結果がわかりました。
7月の試験からずっと絞って勉強してきた民訴、刑法。
朝6時の電車に乗って新幹線でわざわざ受けに行った試験。
(面倒くさいので、やっぱりわざわざ行くの辞めようか何度も迷いました)

手ごたえから言うと、まぁまぁ出来たほうです。
帰りのバスで何点か落とした論点を思いつき、でも感触はありました。

結果。12万円のコース、奨学生として40%割引。

この結果に対しても態度を決めかねました。
最初は、「え、低い」と思いました。50%割引はあってほしかった。

でも後に、某巨大掲示板を見ていたところ、意外に40%ある人は少ないようなコメントをみて(単純w)、救われた気がしました。
もし受けに行ってなかったら、本当に心が折れ切っていたかもしれません。


そして、考えました。
今年度論文受けた中で最下層にいるともいえる僕が、受験生のメルクマールであるともいえるこの試験で、評価はしづらいが、おそらく悪くない成績をとっている。毎日欠かさずに、受験後にやってきた勉強は間違ってはいない。
これ、いけるんちゃう?



ということで、これからも何とか頑張りたいと思います。


言わば「論理的な記述」が求められる民訴・刑法での書き方は習得しつつある(気がしています)。


あとはより作文チックな公法など、科目に適した答案をできるようにする。
まずは過去問。
そして分析。
伝え方の工夫。
まだまだ足りない部分ばかりです。

もう一つ気になるのは、自分は一回論文試験の受験を経験している意味で”浪人生”みたいなものです。
大学受験もそうですが、冬に現役生が鬼のようにのびて、浪人生を蹴落としていく傾向ありますよね。
ある意味”浪人生”である僕は、少なくとも来年必ず受かるためには結果を残さなければならなかった。
今回良くない成績をとって、時間と体力のあるロースクール生に太刀打ちできるわけがない。
そう思っていました。
なので、今の自分の立ち位置で来年の予備試験でロースクール生に勝つためには、強く『質×時間』を意識して濃度を高めないといけません。
若造には負けない。
パパとしての力(?)を見せつけるしか、ないようです。




一喜一憂して、本当に忙しい日々でした。
深酒は身体によくないですが、ストレスのせいか、連日続いていますw



多少、いや、酷く混乱した期間を経て、再度明確な目標を設定します。

「令和二年度司法試験予備試験 合格」



スポンサーサイト



個人の価値観及び労働環境の変化

人の価値観の変化により社会も変わっていく。
歴史の流れです。

そこで生き、働く人にとって最善なシステムが社会の上に成り立っているはずです。

この意味で、人の価値観が変わると、社会の仕組みも変わっていくことは自然です。

今日論じたいのは”残業制度”。
遠くない未来に、この1時間あたり何円という制度は今と多少違った形に変化するように思います。

残業制度。
働いた分、もらう。
ノーワークノーペイの原則を反対からみて、働いた分はもらわないと、一般的に法的にも違法となります。

通常、時給換算し、例えば1時間あたり2000円とか、働いた分、支給されます。
5時間働けば10000円。単純な計算ですね。

僕は、この仕組みが変わってくると思います。
理由:働き方に対する価値観が、変わってきていると思うから

具体的に書きます。
昔は、サラリーマンにとって”会社が居場所”でした。
そこでみんなとたまには喜び泣き、時間を共有しあって会社を支える。
それが、昔ながらのサラリーマン像でした。

でも、今は違ってきています。
飲み会に対する意識も顕著でしょう。
「できれば行きたくない」
「会社の行事にはあまり積極的になれない」

そういう、言い方としては難しいですが組織である会社とドライな態度である若年層は、多いように思います。

僕自身、飲み会にはよっぽどでない限り、いきませんw
3,4時間で4000円。単純に受験生の身分として、コストパフォーマンスが悪すぎるからです。

同じように、こんな考え方でいわゆる体育会系的な付き合いは、減ってきているように思います。
泊りでのイベントとか、週末のゴルフとか。
会社を居場所とする人は、少なくなってきたのではないでしょうか。


そんな人たちにとってみれば、生活残業をしないといけない人たちはおいといて、職場からは早く出たいのも当然です。
勤務時間前ギリギリに出社して、終了直後に退社する。
法的な問題は、何もありません。
それが許されつつある。
それが、今の仕事に対する価値観の変化でもあると思います。


政府としても、ワークライフバランスだとか、プレミアムフライデーだとか、ノー残業デーとか、いろいろな形で私生活の時間を積極的に確保するよう、促しているように思います。

この風潮は、進むとしても、逆行することも、ないと思います。
なぜなら、正論だから。

今までおかしかったものを、徐々によくしよう。
正論。
これがまかり通るのが、理想とする世の中。
それに進んでいる以上、その進行が戻ることは、ありません。

目を光らせて、SNSを通して世論が企業をチェックしています。
一つでも過ちを犯すと、あっという間に晒されて炎上。
リスク管理としても、社会の流れに逆行することは、会社の判断として困難でしょう。





その結果、どうなるか。
早く帰りたい、社員。
無駄な仕事をするのをやめ、積極的に効率化を図り、最低限度の労力で最高のパフォーマンスをしようと試みる。
前任者のやってた無駄な仕事を省く。
業務の見直しで残業時間を削る。
残業時間は、減ります。
そして、気付きます。

『この、とりあえず残業すれば金貰える制度、おかしくない?』

僕は、個人的に大いに問題意識があります。

必死に考えて短時間で確実に機械的に成果を出せるような仕組みを整えて、残業時間も減った結果、給料は減るのです。

単純に、おかしくないですか?

これはボーナスなどで反映させるべきだ、みたいな意見もあると思いますが上司がそんなところまでみてると思いますか。
みていたとしてもどうせプラスされるのは2,3万?
生活残業している人たちのほうが、よっぽど稼いでいます。

ちなみに生活残業とは、「残業代をあてに生活費を稼ぐことを目的」した残業です。
やらなくていい無駄な仕事に時間をかけてダラダラと行うことです。
何ら生産性を意識せず、自分の給料のことのみを考えてする残業です。

僕は、これが嫌いです。
一秒でもいいから、早く帰りたいと思っています。
家には子供と妻が待っていて、勉強もしないといけない。
残業なんかしている余裕はないと思っています。

問題は、今の制度、サラリーマンの年収も生活残業ありきのものになっていることです。


公表されているサラリーマンの平均年収は、もちろん残業代込みです。
すればするほど、稼ぐことができます。
それが、客観的にみて無駄といえ、不要な仕事でも、残業とみなされるなら、個人の収入となります。

このように、残業をあてに、仕事している人は多いです。
定時前に仕事がふってきたら、目を輝かせる人がいますよね。
その人たちは、いかに定時で切り上げるか(このふられた仕事は明日でなんとか対応できないか)を考えずに、
いかに残業するかを、考えます。
その結果、それを起点として周囲のものたちも、振り回されます。
何らGDPを高めていない生産性のない行為に給料が支払わている。
これが、日本の労働の限界だと思っています。
この無意味な時間に給料が支払われないとなると、だいぶGDPも低下するでしょうか。
ただそれが正直な数字です。労働生産性の現状を、真剣に考える必要があるように思います。



制度上問題があるとして、そのプレイヤーであるサラリーマンにとっては結果として、残業制度が適用されない職種を求めるようになります。
言わば、独立する。
自分で生計をたてること、
何かしらの食える資格をとって、自分の力のみで稼ぎ、残業代という概念に支配されない環境に身を置くこと。

(ちなみに僕が弁護士になりたいと思っている理由の一つは、これです。)



もう一つの方法は、残業制度をなくすこと。
費やした時間で支給するのではなく、職務の質に対して支給する。
例えば係長でどれだけの仕事をしているから相場としてこれくらいだろう、って。

これはもちろん問題があります。
その相場の妥当性について。
客観的に測りえるものでない以上、相対的に決めるしかないようですが、公平の観点からも不満は色んなところからでてくるように思います。

ただ、この仕組みを採用する企業は、増えてくるように思います。

いつかは、”働いた時間だけ稼げた”残業制度が、古きものとなって遠い昔のように感じる。

そんな未来は、あまり遠くないようにも思います。


いずれにしろ、必死に考えて業務にかける時間を短縮し、また勤務時間中もミスにより二度手間にならないように集中して最低限の所要時間で成果をあげた職員が残業代が支給されないので年収が低くなるという制度は、理不尽と思います。

個人の価値観及び労働環境の変化。
”質で評価される”

そんな世の中が、来てほしいものですね。





結果

令和元年司法試験予備試験論文式試験結果
不合格でした。

うつむいている時間はありません。
来年必ず合格しないといけないので、淡々と計画を実行していくのみです。

7月の論文受験後、圧倒的な論文の勉強不足を感じました。
憲法で条文を探すのに時間をかけるレベルです。
そりゃ、落ちて当たり前でしょう。

まずは書いて書いて、書き慣れることを心掛けてきました。7月から3か月で、刑訴民訴刑法について、ずっと論文書きまくってきました。問題見て論点を見つけて問題提起。この流れは出来るようになった自覚があります。


明後日、13日は大阪で伊藤塾の奨学生試験を受けてきます。
科目は民訴と刑法。しっかりやってきた科目なので、結果を残さないといけません。




本当に、今まで漠然と勉強してきた中で、ハッキリと「来年必ず合格」を意識した瞬間に、ガラッと世界が変わったように感じます。
過去問で出た部分は出来ないといけない。
誰しもがかける部分は書けないといけない。
最低覚えないといけない論証。
判例の理解や、条文の構造。

世界が、変わりました。
本当に、大変ですね。。


でも、上記3科目は、書きまくったので、だいぶ書き慣れた部分はあります。
時間ある時に司法試験の過去問解いてみても、主題趣旨に沿って問題提起できていたり、着目箇所が求められている部分だったりと、結構自信がついてきました。

これを、後の憲法行政法民法商法にもやるだけです。

覚えるべき部分を覚えて、理解すべき点を理解し、正しい思考経路を知る。



とりあえず2019年に、いわゆる「合格推定ライン」まで実力を高めるのが、中期目標です。

「よくわからない」ところを一つずつクリアしていきます。
ちゃんと頭を使って、丁寧に問題を解いていきます。

”頭をサボらせない”
これを意識していこうと思います。

疲れたときに頭を働かせるのは、とても疲れます。
やるべきことをやるべきタイミングでやる。

もう半年すれば短答もあっという間です。

目標が、その日その日を支配する。


プロフィール

WIPA

Author:WIPA
司法試験予備試験受験生。
転職活動中。
趣味は読書。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウント^^
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR